記録的な熱波に見舞われたワイン大国フランスで、ブドウの生育が順調で、例年より数週間早く収穫が始まった。品質は比較的良好であるものの、生産量は大幅に減少する見通しで、ワイン業界は懸念を募らせている。フランスメディアが伝えた。
収穫は前倒し、品質は良好
有名なワインの産地、中部ブルゴーニュ地方では、例年9月ごろに始まるブドウの収穫が一部の区画で既にスタート。房は健全な状態で病害も少なく、暑く乾燥した天候の利点だという。
生産量は半減の恐れも
一方、樹齢が若いブドウの木は猛暑に耐え切れず、生産量は例年の半分程度に落ち込む恐れがある。ただ今後雨が増えれば生産量も増える可能性がある。
焦げた風味への懸念
フランスは6月下旬、歴史的な熱波に襲われ、森林や土壌が乾燥し、7月以降各地で大規模な山火事が頻発した。生産者らは、ワインに「焦げたようなスモーキーな風味」が出て販売に支障を来すのではないかと懸念している。こうした風味が出るかどうかは発酵後に判明するという。



