ウクライナのゼレンスキー大統領は1日夜のビデオ演説で、航空会社や保険会社に対し「ロシアの空域は事実上、閉鎖されることになる」と主張した。ロシアの侵攻からの防衛を目的に「無視できない規模のドローン(無人機)」を飛来させると警告している。
首都キーウへの攻撃続く
ウクライナではこの1週間、特に首都キーウに対し、ロシア軍の攻撃型ドローンが飛び続けている。市民生活や経済が激しく脅かされており、ゼレンスキー氏の発言は、ロシアに対抗する構えを示す狙いもあるとみられる。
2022年2月にロシアの全面侵攻が始まってから、ウクライナの空域に民間の旅客機は飛んでいない。ロシアの空域は、日本や米欧の航空会社が避けているが、中国やインド、中東の航空会社が利用を続けている。
民間機を脅かす意図は否定
ゼレンスキー氏は演説で、民間機を脅かす意図があるわけではないと強調。ただ、「ロシアの空が安全な日々は終わった」「ドローンが飛び交う空は民間機が飛ぶべき場所ではない」と訴え、パートナー国の駐ロシア大使にもこの「警告」を理解するよう求めた。
ドローンの射程は「3400キロ」に及ぶとされる。この記事は有料記事です。



