ウクライナのゼレンスキー大統領は独立記念日の24日、キーウ中心部のソフィア広場で現役兵士や戦死者の遺族らを前に演説した。「ウクライナ国民は独立を守り抜いてきた。今後も必ず守り抜く」と訴え、パートナー国の協力を得ながら、平和を実現したい考えを示した。
全面侵攻への危機感と連帯の呼びかけ
2022年に始まったロシアによる全面侵攻について「ウクライナや東欧の未来よりも、はるかに大きな物事が決まることになる」と指摘。「ウクライナの独立や国民の命を代償として、戦争を収束させようとする現実的なリスクがすぐそこにある」と危機感を語り、連帯を呼びかけた。
プーチン氏への痛烈な皮肉
ゼレンスキー氏はこれに先立ち、国民に向けたビデオ演説も公開。ロシアのプーチン大統領を名指しし、「あなたは我々を地図から消し去ろうとした。だが、いまやあなたこそが、未来の文明における国際的な議題から消え去ろうとしている」と主張。「我々は団結したまま、彼(プーチン氏)らが諦めるまで追い詰めなければならない」として、今後も戦い続ける意思を明確に示した。
外国首脳も参列、英首相が連帯表明
24日の式典には外国首脳も参列。初めての外遊先としてキーウを選んだバーナム英首相は演説で「ウクライナは貧しい親戚などではなく、強力な同盟国だ」と強調。その上で「いまはロシアへの圧力を維持すべき時だ」と語った。



