米中央軍は1日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」を標的にした攻撃を開始し、約6時間後に完了を発表した。トランプ米大統領は、イランが報復した場合にはさらに激しい攻撃を加えると警告し、「最大の攻撃は出番を待っている」と強調した。
米軍の攻撃理由と完了発表
米中央軍はX(旧ツイッター)への投稿で、今回の攻撃は、革命防衛隊がホルムズ海峡での商船への攻撃や、中東地域に展開する米軍兵士を標的にした攻撃を企てたことを受けた措置だと説明した。攻撃開始の発表から約6時間後には、防空拠点やレーダーシステムなど革命防衛隊を標的にした攻撃の完了をXで発表した。
イラン側の反撃
一方、革命防衛隊とイラン軍は1日夜から2日未明(現地時間)にかけ、米軍が駐留するヨルダン南部アカバの駐屯地とバーレーンの基地、イラク北部アルビルの施設を弾道ミサイルと無人機で攻撃したと発表した。クウェート国営通信もイランによる無人機攻撃に対応したことを伝えた。
被害状況と今後の見通し
イランは米軍に大きな被害が出たとしているが、実際の状況は不明だ。ヨルダン国営通信はミサイル13発のうち10発を迎撃し、3発は人口が密集していない場所に落下したと伝えた。
イラン国内では少なくとも5州で空爆が報じられた。国営テレビは1日、南部ホルムズガン州の当局者の話として、結婚式が行われていたシリクの民家が攻撃され、4歳児を含む5人が死亡、68人が負傷したと報じた。同州ではゲシム島の魚粉工場や、シリクの港湾管理棟が攻撃を受けた。また、南東部ケルマン州の民間空港や、シスタン・バルチスタン州の港湾などでも攻撃が伝えられた。
イラン側も反撃を発表しており、米軍とイランの応酬が続く可能性がある。



