建築を目的に旅する「建築ツーリズム」の拠点となる京都建築センターが2日、京都市中京区にオープンした。安藤忠雄氏が三条通と高瀬川が交わる場所に設計した初期の代表作「TIME'S(タイムズ)」の一室にあり、ギャラリーやショップなどを備える。
開業前日に関係者がテープカット
開業を翌日に控えた1日、文化庁や京都府、京都市の関係者らが集まり、テープカットをした。センターの代表を務めるガイドツアー企画会社「まいまい」の以倉敬之代表(40)は「建築を切り口に京都のまちの魅力を発信し、建築を楽しむ文化を京都から日本全体に根付かせたい」と語った。
センターは各種ガイドツアーの出発点となるほか、館内のギャラリーで年に数回程度、企画展を開く。初回は「時がかたちづくる建築」と題して、安藤氏を取り上げる。11月23日まで。
ディレクターは「建物自体が最大の展示物」
ディレクターを務める川勝真一・京都芸術大大学院教授(43)は「『TIME'S』という、この建物自体が最大の展示物かも。ぜひ一度、気軽に足を運んでみてほしい」と話す。
国内外で活躍する18人の建築家や建築史家が影響を受けたおすすめの本を紹介する「建築家の本棚」や、三条通の「1928ビル」などの有名建築をプリントしたトートバッグなど、建築関連グッズを扱うショップもある。
入館料や開館時間
入館料は大人千円、29歳以下は500円、高校生以下は無料。ショップ内は入場無料。午前10時~午後6時。火曜休(祝日の場合は水曜休)。



