米議会予算局(CBO)は15日、対イラン軍事作戦の戦費が8月1日時点で380億ドル(約5兆9000億円)に上るとの推計を発表した。戦闘が続いた場合には、1か月あたり20億~30億ドル(約3100億~約4650億円)が追加で必要になるとも試算した。
イランの攻撃を受けた米軍基地の修繕費用などは含まれておらず、実際の戦費はさらに拡大するとみられる。
国防長官の説明との差
ヘグセス国防長官は7月、9月末までに見込まれる戦費を375億ドル(約5兆8000億円)と説明していた。今回の試算では、攻撃が比較的小規模にとどまっていた5~6月と同程度の軍事作戦を継続した場合、1か月あたり20億ドルの追加経費が必要と算出した。攻撃が激しくなった7月と同水準であれば、費用は30億ドルまで増加するとした。
弾薬補充と在庫回復の課題
戦費の大半は、消費された弾薬の補充費用が占めている。CBOは、現在の低水準の生産ペースを踏まえると、「国防総省の迎撃ミサイルの在庫を回復させるのに少なくとも5年はかかる」と指摘した。



