ドナルド・トランプ前米大統領は、ウクライナへの軍事支援を打ち切る可能性を示唆し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領にロシアとの和平交渉を促す圧力を強めている。トランプ氏は自身のソーシャルメディアで、ウクライナ支援に巨額の資金が費やされていると批判し、支援継続の条件として和平交渉の開始を求めた。
トランプ氏の主張と背景
トランプ氏は「ウクライナは和平交渉のテーブルに着くべきだ。米国はこれ以上、無制限に資金を供給できない」と述べ、支援打ち切りの可能性に言及。同氏は過去にもウクライナ支援に懐疑的な姿勢を示しており、2024年大統領選挙に向けて支持基盤を固める狙いがあるとみられる。
ゼレンスキー大統領の反応
ゼレンスキー大統領はこれに対し、停戦交渉はロシアの侵略を正当化するだけだと反論。ウクライナは領土を譲歩しないとの立場を堅持している。また、米国からの支援が停止されれば、ウクライナの防衛能力に深刻な打撃を与えると警告した。
国際社会への影響
トランプ氏の発言は、欧州諸国やNATOに衝撃を与えている。ドイツやフランスはウクライナ支援の継続を主張する一方、米国内では共和党内で意見が割れている。専門家は、トランプ氏が再選された場合、ウクライナ支援の大幅な縮小や中止が現実味を帯びると指摘する。



