ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12日、同国のいわゆる「影の船団」から押収された積荷を売却する欧州諸国の計画に対し、報復として欧州の船舶を拿捕(だほ)すると警告した。
欧州の制裁措置と積荷売却
欧州の機関は、ロシアの重要な資金源を標的とする欧州の制裁措置に違反し、ロシア産石油を運搬する船舶を拿捕している。
先月可決された新たな制裁措置により、EU加盟国はこれらの船舶から押収した石油やその他の積荷を売却することが可能となった。
プーチン氏の反発と報復警告
ロシア政府はこの動きに不満をあらわにしており、プーチン氏は「海賊行為であり強奪だ」と非難した。
極東地域で行われた海軍の軍事演習を視察したプーチン氏は「われわれも同様の手段で対抗せざるを得ない」との考えを示し、「必要かつ適切と判断する場所で行動を起こす」と付け加えた。
スウェーデンの対応
AFPが8月初旬に入手したスウェーデンの裁判所文書によると、スウェーデン政府は、ウクライナの占領地域から穀物を輸送した疑いで押収したロシア船をウクライナ政府に引き渡す予定だという。



