ニューヨーク市の行政サービス局長を務める北清夢さん(38)が、2026年7月21日の取材に応じ、マムダニ市政の内部事情を語った。北清さんは今年1月から局長を務めており、約50に及ぶ全部署がうまく連携できていると明かす。
日本にルーツを持つNY市幹部
北清さんはニューヨーク生まれで、父が日本人、母が米国人。9歳から11歳のときに東京で暮らした経験があり、親戚が今も日本にいるという。
「高校生の頃から市役所で働くことが目標でした。様々な人に出会い、助け、学ぶことができる職だと思ったからです。市の会計監査官の事務所などでインターンシップを行い、大学では公共政策や国際関係を学びました」と北清さんは振り返る。
マムダニ市政の変化
北清さんを任命したのは、昨年11月の市長選で勝利したゾーラン・マムダニ市長(34)だ。市政発足から約7カ月が経ち、北清さんは過去2人の市長の時代からの変化を実感しているという。
「多くの人が特別な瞬間だと感じていますし、今こそ難しい政策課題に取り組めるときだと思っています」と語る。
「気がつくのは、約50にも及ぶ全部署がうまく連携できていることです。普通ならそれぞれで活動してしまうものですが、今は問題があれば電話をかけて『一緒に解決できる?』と相談できる。物事が早く進んでいます」と説明する。
縦割り打破の理由
日本の組織でも「縦割り」による風通しの悪さはありがちな話だが、なぜ垣根を超えた連携が実現できているのか。北清さんはその理由を指摘する。
「市長は『共にうまく働ける…」と述べ、続きは有料記事となっている。



