米イスラエルによるイラン攻撃で亡くなった子どもの両親を含むイラン市民15人が3日、広島平和記念式典に参列するため広島駅に到着した。NPO法人「モースト」が招待した。
一行は広島駅のホームで花束を渡され、歓迎を受けた。
7歳の息子を失った夫婦
遺族として式典に参列するのは、シールース・ナシーリさん(51)とアーシエ・ラヒネジャードさん(41)。2月28日に南部ミナブの小学校へのミサイル攻撃で、7歳の息子を亡くした。この攻撃では160人以上の児童が死亡したとされる。
ラヒネジャードさんは「もう5カ月になるが、生活の中心を失ったまま。亡くなった子どものために何ができるのか、広島の経験を学びたい」と語った。ナシーリさんは「(被爆地の)皆さんの苦しみに寄り添い、世界に向けて『米国は子どもを殺している』と訴えたい」と話した。
イラン映画祭も開催中
モーストは、イラン国内の化学兵器被害者を平和記念式典に招く活動を20年以上続けている。今回の一行には化学兵器被害者や映画関係者も含まれる。
広島市西区の映画館「横川シネマ」では「広島イラン愛と平和の映画祭2026」が7日まで開かれており、イラン映画が上映中。ミナブの爆撃前後の様子を記録した約15分間の映像が4日に公開され、一行は舞台あいさつに参加する。



