『美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-』第2期のプレビュー公演が3日、東京・品川プリンスホテル クラブeXで開幕した。2019年に麻布十番で人気を博した『美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-』を受け継ぐ形で誕生したこの劇場では、オリジナルのストーリーと演出を楽しめる。
会場全体で体感するセーラームーンの世界
劇場内には原作・武内直子氏による新規イラストが展示され、セーラー戦士やタキシード仮面をイメージした装飾が並ぶ。原作イラストを使用したテーブルもあり、自分がどの戦士の描かれた席に座るのかを選ぶのも楽しみの一つだ。
キャラクターをイメージしたオリジナルドリンクも用意。第2期では「チャーム付きパフェスプーン」が付属するクリスタルボトルドリンクが登場し、ネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオンをイメージした「シャイニング・カクテル」(アルコール)やソフトドリンクも販売されている。
円形ホールで繰り広げられる“目が足りない”ステージ
今回観劇したのは『Team Silver Moon』。『Team Gold Moon』と『Team Silver Moon』の2チームが週替わりで出演し、訪れるタイミングによって異なるキャストの演技を楽しめる。円形ホールで舞台を囲む客席は、どの席からでも戦士たちを間近に感じられる工夫が凝らされ、最後列からでも表情までしっかり見える。
ステージ上では次々と戦士たちが躍動し、1人を追っていると別の戦士の姿が目に入る。“目が足りない”状態になるほど、迫力のパフォーマンスに引き込まれる。物語の合間には、戦士たちが客席に降りてくる場面もあり、座る場所によって異なる距離感で楽しめる。
ライブパートで盛り上がる新曲と撮影OK
本編はパフォーマンスパートとライブパートで構成され、休憩なしの約60分。ライブパートでは、第1期でも披露された「ムーンライト伝説」「Brilliant Justice」に加え、新たに「Music of the Spheres」「ソーラーミラクルメイクアップ」の2曲がお披露目される。全公演でスマートフォンによる写真・動画撮影が可能で、華やかなパフォーマンスを自分の端末に残せる。
Premium seatとPremium seat(sofa)では、戦士たちとの写真撮影や終演後のお見送りも楽しめる。ステージを“観る”だけでなく、より近く感じられる仕掛けが随所に用意されている。
限定グッズや特別企画も充実
グッズには武内氏描き下ろしのアクリルスタンドやショッパー、キャストのソロブロマイドなどが並ぶ。ライブパート中に使用できる「美少女戦士セーラームーン OFFICIAL FANLIGHT」(5500円)など、推しカラーで戦士たちを照らす楽しみ方も提案している。
第2期では期間限定の特別フォトスポットエリアがロビーに設置され、ライブパート中にはキャストから「Special Card」が配布される企画も。声出しが可能な「キッズ観劇Day!」や「応援上演特別企画」なども予定されており、何度でも足を運びたくなる工夫が満載だ。
物語は“人間かAIか”
物語は、都内のテーマパークで完璧な世界を作り出すAIに大喜びするうさぎたちの前に、謎の敵「クイーン・ヴァルシア」が現れることから始まる。AI技術でうさぎの心を奪い、衛や亜美たちの体に異変が起きるという展開。危機を察知したちびうさや、はるか、みちる、せつな、ほたるが立ち上がるが、完全無欠なAIの力の前になすすべがなく倒れていく。
心を奪われたうさぎに仲間たちの思いは届くのか。人間かAIか、本物の愛を求めてセーラー戦士たちの戦いが始まる。観劇後には、キラキラした世界から現実に戻れない感覚が残るほど、その魅力に浸れる公演だ。



