「トロン」シリーズの見る順番を公開順・時系列で解説!1982年から2025年までの全3作のあらすじやキャストも紹介
「トロン」シリーズの見る順番を公開順・時系列で解説!全3作情報

映画「トロン」シリーズは、世界で初めて本格的にコンピュータ・グラフィックスの技術を映画制作に導入した記念碑的シリーズです。1982年に第1作が制作されて以降、約30年後に第2作、そこからさらに15年後に第3作が制作されました。コンピュータの内部にある「グリッド」の世界に人間が入り込み、人格を持ったプログラムと戦うという世界観は斬新で、スタイリッシュな映像とともに後の多くのSF作品に影響を与えました。

「トロン」シリーズの見る順番

「トロン」シリーズの見る順番を理解するには、作品のつながり、公開順、時系列を押さえることが重要です。

公開順

  • 『トロン:オリジナル』(1982)
  • 『トロン:レガシー』(2010)
  • 『トロン:アレス』(2025)

時系列順

時系列で見ても、公開順と同じく以下の順番となります。

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  • 『トロン:オリジナル』(1982)
  • 『トロン:レガシー』(2010)
  • 『トロン:アレス』(2025)

「トロン」シリーズは、公開順にストーリーが進んでいくため、公開順で見るのがおすすめです。

各作品のあらすじ・キャスト

『トロン:オリジナル』(1982年)

エンコム社に所属するケヴィン・フリンは「スペース・パラノイド」というゲームを開発しますが、そのデータをアラン・ディリンジャーに盗まれてしまいます。「スペース・パラノイド」は大ヒットし、開発者を名乗るディリンジャーはエンコム社の社長となり、フリンはゲームセンターへ異動させられます。フリンはエンコム社のコンピュータをハッキングして盗作の証拠をつかもうとしますが、やがて同社の物質転送機によってコンピュータ内部「グリッド」へと転送されてしまいます。

  • 出演:ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、デヴィッド・ワーナー、シンディ・モーガン、バーナード・ヒューズ、ダン・ショア
  • 監督:スティーヴン・リズバーガー
  • 公開年:1982年

『トロン:レガシー』(2010年)

エンコム社のCEOだった父ケヴィン・フリンが失踪して20年。サムはエンコム社の筆頭株主ですが、経営とは距離を置いていました。ある日、ポケベルに届いたケヴィンからのメッセージに従い、サムは父のコンピュータにログインします。するとサムは仮想世界「グリッド」に転送され、危険なゲームに巻き込まれます。ゲームの最中、クオラという美女に助けられ、父の待つ隠れ家へ連れて行かれます。

  • 出演:ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド、マイケル・シーン、ボー・ガレット、ブルース・ボックスライトナー
  • 監督:ジョセフ・コシンスキー
  • 公開年:2010年

『トロン:アレス』(2025年)

エンコム社のライバル企業であるディリンジャー社で、ジュリアン・ディリンジャーがCEOとなります。彼は人工知能をAI兵士として実体化する発明を発表しますが、技術は未完成で、実体化したAI兵士は29分しか現実世界に存在できませんでした。エンコム社のCEOイブ・キムはサム・フリンの残したデータから「未来を変えるコード」を発見します。しかし、データを持ち帰ろうとするイブをAI兵士・アレスたちが襲い、イブはジュリアンによってデジタル化され、ディリンジャー社の「グリッド」に送られてしまいます。

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  • 出演:ジャレッド・レトー、グレタ・リー、エヴァン・ピーターズ、ジョディ・ターナー=スミス、ジリアン・アンダーソン、ジェフ・ブリッジス
  • 監督:ヨアヒム・ローニング
  • 公開年:2025年

「トロン」シリーズの魅力

1982年に公開された『トロン:オリジナル』は、世界で初めて本格的にコンピュータ・グラフィックスを映画制作に導入した作品です。コンピュータ内部の世界を「グリッド」と名付け、プログラムを人間のように擬人化して描きました。「グリッド」では「ユーザー」(人間)が作り出したプログラムが人格を持ち、ルールに従って生きています。

まだコンピュータが広く知られていなかった1982年という時代に、現実世界とデジタル世界を融合させた新たな世界観を作り出した点で、先駆的と言えます。発光するネオンカラーのラインが印象的な衣装、ブーメランのような武器「アイデンティティ・ディスク」、バイク型の乗り物「ライト・サイクル」、警棒型の「ライト・バトン」など、デジタル世界のビジュアルも唯一無二の「グリッド」世界を彩っています。

また、音楽も大きな見どころです。第1作ではウェンディ・カルロスによる電子音楽やJourney、Eurythmicsの挿入歌が使われ、第2作『トロン:レガシー』ではDaft Punk、第3作『トロン:アレス』ではNine Inch Nailsが音楽を担当し、サントラも聴き応えがあります。

スピンオフ『トロン:ライジング』

映画第1作と第2作の間をつなぐ物語として、連続アニメーション『トロン:ライジング』が制作されています。「グリッド」に生きるプログラムのベックを主人公に、プログラムの視点からグリッドの世界を描いています。2Dアニメで描かれ、主人公ベックをイライジャ・ウッドが演じ、『トロン:オリジナル』でトロン役だったブルース・ボックスライトナーが同じトロン役で声優を務めています。

あらすじ:「グリッド」で生きる若きプログラムのベックは、クルーによる圧政下にある都市・アルゴンで、思いもよらず革命のリーダーになります。伝説の英雄トロンに訓練を受けた彼は、反逆者・レネゲイドとして知られていきます。

  • 出演:イライジャ・ウッド、ブルース・ボックスライトナー、エマニュエル・シュリーキー、ポール・ルーベンス、マンディ・ムーア、オリヴィア・ワイルド
  • 監督:チャーリー・ビーン
  • 放送年:2012年~2013年

配信情報

2026年8月時点で「トロン」シリーズが見られる主な動画配信サービスは以下の通りです。

Amazon・プライム・ビデオ

  • 映画『トロン:オリジナル』
  • 映画『トロン:レガシー』
  • 映画『トロン:アレス』

Hulu

  • 映画『トロン:オリジナル』
  • 映画『トロン:レガシー』
  • 映画『トロン:アレス』

ディズニープラス

  • 映画『トロン:オリジナル』
  • 映画『トロン:レガシー』
  • アニメ『トロン:ライジング』
  • 映画『トロン:アレス』

多くの動画配信サービスで「トロン」シリーズを視聴できます。お好きなサービスで楽しむのがよいでしょう。

1982年に第1作が公開された「トロン」シリーズは、半世紀近くにわたり、コンピュータの中のもうひとつの世界「グリッド」を舞台に、人間とプログラムの関係を描いてきた先駆的シリーズです。CG技術を初めて本格的に映画制作に導入した作品であり、映像の斬新さに加え、衣装や武器、乗り物も非常に印象的です。まだ見たことがないという方は、この機会にご覧になってみてください。