イラン外務省のエスマエイル・バガエイ報道官は13日の記者会見で、米国との戦闘のさらなるエスカレーションを防ぐため、カタール、パキスタン、オマーンなどの仲介国と協議を続けていることを明らかにした。バガエイ氏は「仲介国の役割は、緊張の高まりを防ぐための努力を続けることだ」と述べた。
米国の義務不履行への警告
バガエイ報道官は、米国が国際的な義務を履行しない場合、イランは「相応の対応」を取ると警告した。具体的な措置については言及を避けたが、これまでの外交努力が「無に帰した」と述べ、米軍の新たな空爆を受け、緊張が高まっていることを示唆した。
ホルムズ海峡封鎖と報復宣言
イラン革命防衛隊は、ホルムズ海峡を「追って通知があるまで」封鎖すると発表。また、現最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、前最高指導者アリ・ハメネイ師の殺害に対する報復を誓っている。これらの動きは、米国との対立が軍事面でも激化していることを示している。
国際社会の反応と今後の展望
仲介国であるカタールやパキスタン、オマーンは引き続き外交的解決を模索している。しかし、イランと米国の双方が強硬姿勢を崩さない中、緊張緩和への道筋は不透明だ。専門家は、イランが仲介国を通じて一定の譲歩を引き出そうとしている一方、米国も圧力を緩める気配はないと分析する。



