エジプト大統領、サウジ防衛へ軍事支援表明「あらゆる必要な措置」
エジプト大統領、サウジ防衛へ軍事支援表明

エジプトのアブドルファタハ・シシ大統領は17日、軍士官学校の卒業式で演説し、サウジアラビアを守るために「あらゆる必要な措置をとる」と述べて、軍事支援に乗り出す考えを示した。イエメンの反政府勢力フーシによるミサイル攻撃に苦戦するサウジに派兵し、防空任務を支援するとみられる。

支援は防衛面に限定、議会に早急な対応求める

シシ氏は「相手への攻撃を意図するものではない」と語り、支援は防衛面に限定する方針を強調した。軍事行動には議会の承認が必要だとして、議会に対して早急な対応を求めた。

議会は18日午後に緊急会議を開いて協議する。

4か国の安全保障連携と共同防衛協定

2月に始まった米国とイランの戦闘で中東地域が不安定化するなか、エジプトとサウジ、トルコ、パキスタンの4か国は安全保障面での連携を深めてきた。8月にはサウジ、トルコ、パキスタンが共同防衛協定を締結。トルコとパキスタンは今月5日、協定に基づいてサウジを防衛する軍部隊のサウジ派遣に合意していた。