中国外務省の趙立堅報道官は25日の記者会見で、新型コロナウイルスの起源調査に関する報告書を世界保健機関(WHO)に提出する方針を明らかにした。報告書は中国側が独自にまとめたもので、今週中に提出される見通し。
中国独自の調査報告書
趙報道官は「中国は科学研究に基づく透明性のある調査を支持しており、WHOと協力してきた。今回の報告書は中国側の調査結果をまとめたものだ」と述べた。報告書の詳細については明らかにされていないが、中国はこれまでウイルスの起源は中国以外の可能性もあると主張している。
国際社会の反応
一方、米国や一部の欧州諸国は、中国に対し調査の透明性と独立した検証を求めてきた。WHOのテドロス事務局長は、中国の協力を評価しつつも、より包括的な調査が必要だと述べている。日本政府も、国際的な調査への協力を中国に求めている。
新型コロナウイルスの起源をめぐっては、中国・武漢の研究所からの流出説や、自然由来説など様々な説があるが、科学的な結論は出ていない。WHOは中国との協力のもと、第二段階の調査を計画している。



