改修直後の反射池で新たなトラブル
米首都ワシントンにあるリンカーン記念堂の反射池で、ドナルド・トランプ大統領肝いりの大規模改修工事を終えたばかりにもかかわらず、青い塗装が剥がれ落ちるトラブルが発生している。建国250年を迎える独立記念日(7月4日)を前に、池は水を満たされたが、早くも問題が表面化した。
藻の発生と塗装剥がれ
反射池は最近水を満たしたばかりだが、大量の藻が発生し、トランプ氏が目指した星条旗の青ではなく、緑色に変色。AFPのカメラマンは19日、剥離した青いペンキの破片と藻がポンプで除去されているのを確認した。ペンキの剥離は全長610メートルの池の広範囲に及んでいる。また、池の底には緑色の澱で「TRUMP」と書かれた落書きも見つかった。
トランプ氏は「破壊行為」と主張
トランプ氏は19日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、この一連のトラブルは「破壊行為」が原因だと主張。「藻の75%はすでに除去されており、事態は間もなく収拾される。破壊行為で汚損されたエリアはごく一部で、来週初めには修復される」と述べ、警察が捜査中だと付け加えた。
プロジェクトの背景
反射池の塗り替えプロジェクトには約1400万ドル(約22億6000万円)が投じられている。これは、ホワイトハウスのボールルーム建設やポトマック川沿いの凱旋門建設など、トランプ氏がワシントンに自らの足跡を残そうとする取り組みの一環だ。
反射池は1963年、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が「私には夢がある」演説を行った歴史的に神聖な場所であり、今回のトラブルは波紋を広げている。



