トランプ米大統領は19日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との対面会談に関し、年内の実現に意欲を示した。北朝鮮の核兵器保有を阻止すべきだったとする一方、核兵器を「既に持っている」と指摘。保有を容認するかのような発言をし、金氏に秋波を送った。
年内会談への意欲
トランプ氏はホワイトハウスで記者団から年内に金氏との会談を見込んでいるかどうかを問われ、「その予定だ」と一方的に主張した。書簡のやりとりの有無については回答を避けた。
核兵器保有に関する発言
また「金氏は57発の非常に強力な核兵器を持っている」とした上で「イランに核兵器を持たせるわけにはいかないが、私は金氏を非常に良く知っている。賢明な米大統領がいる限り、彼は問題を起こさないだろう」と話した。対話再開は北朝鮮の非核化が目的かという質問に対しては「答えたくない」と語った。
北朝鮮側の要求と背景
北朝鮮は米朝対話再開の前提として、敵対政策の全面的な見直しに加え、核保有国として認めるよう米国に求めている。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、北朝鮮は約60発の核弾頭を完成させ、少なくとも計90発分の核分裂性物質を保有しているとみられる。(共同)



