ソウル市内の店「ハノクチプ」の名物「キムチチム」は、熟成したキムチと豚肉を蒸すように煮込んだ料理だ。ほどよく酸味がきいたキムチと、ほろほろと口の中でほぐれるやわらかな豚肉の相性で知られる。ごはんと一緒に食べるのが定番だが、ビールや韓国焼酎ともよく合う。
家庭料理から生まれた名物
経営する尹鐵さん(69)によると、2002年に店を始めた当時はキムチチゲなどが中心だった。夏場に熱い汁物ではないキムチを使った料理を出したいと考えた。
尹さんは、幼いころ母親が熟成して酸っぱくなったキムチにごま油などを加えて煮込み、食べやすくした家庭料理をもとに試行錯誤を重ね、2003年に店のメニューとして出した。
キムチの素材と味わい
キムチのもととなる白菜の国…この記事は有料記事です。残り449文字。有料会員になると続きをお読みいただけます。