読売・吉野作造賞に松田康博東大教授「台湾海峡の未来変えられる」
読売・吉野作造賞に松田東大教授「台湾海峡の未来変えられる」

第27回「読売・吉野作造賞」の贈賞式が17日、東京都丸の内の東京会館で開催され、受賞作「中国と台湾」(慶応義塾大学出版会)を手がけた東京大学の松田康博教授(60)に正賞の文箱と副賞300万円が贈られた。

約100人が出席した式典

式典には関係者約100人が出席。読売新聞東京本社の村岡彰敏代表取締役社長は「台湾有事を具体的に分析し、日本がどう備えるべきかを考えさせる。これからも論壇をリードしていただきたい」とあいさつした。

選考委員会座長の北岡伸一・東大名誉教授は「中台関係は21世紀最大の問題の一つ。複雑で事態は常に動き、将来は予想できない」と述べ、この問題に長年取り組んできた著者に対し「ずっと活動を続けてほしい」と期待を寄せた。

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松田教授のメッセージ

松田教授は「本書には、我々の行動で台湾海峡の未来も変えられるとのメッセージを込めた。守りに入らず、もう一度新しい世界に飛び込み、誰も書いたことのないような本を書きたい」と語った。

受賞作「中国と台湾」は、台湾海峡をめぐる複雑な情勢を分析し、日本の安全保障政策への示唆を提示する内容。松田教授の長年の研究が評価された。

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