習近平氏が突然の外遊攻勢 BRICSで米批判、AI主導を呼びかけ
習近平氏が突然の外遊攻勢 BRICSで米批判

中国の習近平(シーチンピン)国家主席が8月末から積極的な外国訪問を展開している。それまで今年の訪問国は北朝鮮のみだったが、キルギス、エジプト、インドを相次いで訪れた。今月下旬にはワシントンでトランプ大統領との米中首脳会談も予定している。突然の活発な動きからは、国際秩序のルールづくりを主導したい思惑が透ける。

BRICS首脳会議で「一国主義」を批判

習氏は12日、インドの首都ニューデリーで開かれた新興国グループ「BRICS」の首脳会議で「一国主義、強権政治が時流に逆らうようにしてわき起こり、多国間主義と国際秩序が打撃を受けている」と訴えた。「一国主義」の念頭にあるのは、米国だ。

さらに習氏は、各国で取り組むべき具体例にAI(人工知能)分野を挙げ、中国主導の枠組みへの「参加を歓迎する」と呼びかけた。

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AIルールづくりで主導権を狙う

中国は7月、インドネシアやブラジルなど29カ国の代表と、AIのルール作りを促進する世界AI協力機構の設立協定に署名した。また、BRICSなどを対象とする協力の枠組みである国際AI応用協力センターの立ち上げも表明していた。

中印トップは3年連続で会談し、関係安定化を確認したが、信頼構築は道半ばとされる。

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