米韓両軍は17日、朝鮮半島有事を想定した定例の大規模合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を開始した。27日まで実施される。
演習の目的と参加規模
今回の演習は共同防衛体制の強化に加え、米軍が事実上握る韓国軍の有事作戦統制権を韓国側に移管する準備の意味合いもある。両軍の発表によると、韓国軍からは例年夏と同規模の約1万8000人が参加する。
北朝鮮の反応と背景
北朝鮮の外務省報道官は13日、演習に反発する談話を発表し、軍事力で対抗措置を取る姿勢を示した。北朝鮮は6日と12日に弾道ミサイルの発射実験を行っている。
現代戦の要素と野外機動訓練
今回の演習にはサイバー攻撃や無人機攻撃への対策など現代戦の要素も反映され、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵を通じて北朝鮮軍が習得した能力への対応策を強化する。コンピューターシミュレーションによる指揮所演習に加え、実際に兵力を動員する野外機動訓練も実施される。韓国メディアによると、今回の大隊級以上の野外機動訓練は14件で、昨夏よりも減少した。
米韓両軍は毎年春と夏に大規模軍事演習を実施している。



