ドナルド・トランプ米大統領は6月22日、南米コロンビアの大統領選決選投票で勝利した右派弁護士のアベラルド・デラエスプリエジャ候補に祝意を伝え、両国間の「強力な関係」構築に意欲を示した。トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「彼を支持することは私にとって大変な名誉。コロンビアと米国の間に強力な関係を築き、両国に新たな偉大さをもたらすために共に働くことを楽しみにしている!」と述べた。
決選投票の結果と背景
コロンビアでは6月21日、グスタボ・ペトロ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施され、デラエスプリエジャ氏が僅差で勝利を収めた。同氏はトランプ氏の支持を受け、麻薬密売を行うゲリラ組織への徹底抗戦を掲げて選挙戦を戦い抜いた。
米国との関係改善と地域への影響
デラエスプリエジャ氏の勝利により、冷え込んでいた米国とコロンビアの関係は改善に向かうとみられる。また、今回の結果は中南米全域で広がる親米右派候補の躍進を後押しし、トランプ政権の影響力が一段と強まる可能性がある。
抗議活動と暴徒化
一方、選挙結果に不満を示す一部の左派支持者は暴徒化している。コロンビア第3の都市カリでは、抗議者が米国の国旗を燃やし、警官と衝突。棒などを振り回す抗議者に対し、警察は催涙ガスを発射した。首都ボゴタでも、デモ参加者がタイヤを燃やし、警官にレンガを投げつける様子が確認されている。



