米韓合同演習「乙支フリーダムシールド」を21日で終了、トランプ氏の縮小指示で
米韓合同演習を21日で終了、トランプ氏の縮小指示で

韓国軍合同参謀本部は19日、朝鮮半島有事を想定した米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」を21日で終えると発表した。17日に始まり、当初は27日までの予定だった。トランプ米大統領が演習の「大幅な縮小」を指示したことを受けた措置。背景には北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記と対話を再開したいトランプ氏の思惑があるとみられている。

トランプ氏のSNSでの発言と韓国側の対応

トランプ氏は今回の演習が始まる直前に、金氏との友好的な関係を踏まえ、「大幅な縮小」をヘグセス国防長官に指示したと自身のSNSで明らかにしていた。韓国側によると、縮小は米国側の提案に基づくもので、野外機動訓練も一部縮小する。米国防総省も米東部時間の18日、「大統領と国防長官の指示に基づき」予定より早く演習を打ち切ることにしたと朝日新聞の取材に認めた。そのうえで「必要不可欠な即応態勢と訓練目標は維持され、米軍の目標に何ら支障は生じない」とした。

今秋の米朝首脳会談実現の可能性

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は18日、米当局者の話として、トランプ氏が金氏との会談を早ければ今秋にも実現させるよう、側近らに働きかけていると報道。11月に中国・深圳で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて実現を探ることが内々に検討されているとした。

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