米国防次官、フィリピン訪問でアジア関与強調「決して手を引かない」
米国防次官、アジア関与強調「決して手を引かない」

トランプ米政権の防衛戦略を担うコルビー国防次官が10日、訪問先のフィリピン・マニラで講演した。米国が中東対応に追われ、インド太平洋地域への関与が薄まることへの懸念が出るなか、「米国は決してアジアから手を引こうとしているのではない。むしろ逆だ」と強調した。

戦略的優先順位付けと説明

コルビー氏は、シンクタンクが開いた催しで講演し、研究者らの質問に答えた。アジアにおける米国の関与が縮小しているとの批判があることに言及し、「(アジアからの)撤退だと誤解されているものは、実際には戦略的な優先順位付けだ。過去数十年にわたる象徴的な関与に代わり、現実に即した姿勢に変えようとしている」と訴えた。

南シナ海情勢とフィリピン支援

南シナ海では7月、フィリピン海軍兵士が中国海警局の乗組員に殴打されたとする事案などが起きた。フィリピンの研究者から同盟国である米国の立場を問われたコルビー氏は、「フィリピンが自らの権益を守る手助けをするために、緊密に連携している」と述べた。

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