トランプ米大統領は12日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について「米国が完全に掌握しており、これを維持する」とSNSで主張した。米軍によるイランの港湾封鎖が効果を上げているとも指摘した。
「鉄の壁」と称する港湾封鎖
トランプ氏は投稿で、米軍の港湾封鎖は「鉄の壁」と呼ばれているとした上で、米イスラエルが2月末に開始した攻撃でイランの軍事力は壊滅状態にあるとし「イランは何もできない」と主張。イラン指導部に関しては「控えめに言っても不安定だ」と批判した。
米メディアは「実態は異なる」と報道
一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルは「イランに逆らえば船舶が危険にさらされるという恐怖心」を利用し、イランが海峡で「一定の支配力を維持している」とする専門家の見方を紹介。海峡開放を巡る米イランの交渉が停滞しているため、海峡の通航量は依然として低水準にとどまっていると伝えた。
イランが事実上封鎖する海峡の開放条件を引き上げる中、米側が主導権を握っていると訴える狙いがあるとみられるが、米メディアは「海上での実態は異なる」と報じた。



