韓国の財閥SKグループの崔泰源(チェテウォン)会長と元妻の盧素英(ノソヨン)氏が離婚に伴う財産分与をめぐって争った訴訟の差し戻し控訴審判決で、ソウル高裁は24日、崔氏に対し、盧氏へ9440億ウォン(約1千億円)を支払うよう命じた。
「世紀の離婚訴訟」と呼ばれた争い
争っていたのは、半導体大手「SKハイニックス」などを傘下に持つSKグループ会長の崔泰源氏と、盧泰愚(ノテウ)元大統領の娘である盧素英氏。有力者同士による天文学的な金額をめぐる争いとして、韓国で「世紀の離婚訴訟」と呼ばれ、注目されていた。
財産分与の割合と考慮点
裁判所は崔氏が保有するSK株式などを財産分与の対象と認めたうえで、分与の割合を盧氏が3分の1、崔氏が3分の2と定めた。2人が結婚した1988年以降の株式の価値上昇には、崔氏の経営への関与に加え、盧氏による家事や育児、SKグループに関する対外活動も寄与したとして、分与割合の算定で考慮した。
今後の見通し
聯合ニュースによると、判決後、崔氏側は再上告する可能性を示唆した。



