大韓航空は12日、子会社で韓国航空業界2位のアシアナ航空との合併を取締役会で承認した。12月17日に統合会社を発足させる。大韓航空によると、旅客輸送能力で世界10位以内に入る規模となる。
競争激化に対応、経営効率化狙う
韓国では格安航空会社(LCC)の参入が相次ぎ、競争が激化している。統合で経営効率を高める狙いだ。統合会社はアシアナの資産や従業員などを引き継ぎ、従業員数2万8000人、航空機約230機を保有することになる。
アシアナもこの日、臨時株主総会を開いて合併案を可決した。大韓航空関係者によると、アシアナブランドはなくなり、両社が傘下に持つLCCもそれぞれ統合される見込みという。
統合までの経緯と今後の準備
大韓航空は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動制限で旅客が激減し業績が低迷。2020年に統合計画を公表した。各国の競争当局の承認を経て24年にアシアナの株式を取得して子会社化した。今年6月、韓国の国土交通省から条件付きの合併認可を得た。
統合会社発足に向け、今後は運航証明取得などの準備を進める。(共同)



