モロッコ、ガザ国際安定化部隊参加へ 協定署名、軍高官派遣と野戦病院支援
モロッコ、ガザ国際安定化部隊参加へ 協定署名

モロッコは15日、パレスチナ自治区ガザにおける国際安定化部隊(ISF)への参加に関する協定に署名した。国営通信が報じた内容によると、トランプ米大統領が主導するガザ暫定統治機関「平和評議会」の上級代表であるムラデノフ氏が首都ラバトを訪問し、ブリタ外相と会談。協定の調印が行われた。

モロッコの具体的な貢献内容

モロッコはISF司令部へ軍高官を派遣するほか、現地での野戦病院設立を支援する方針だ。モロッコ国防当局はISF参加を通じて「中東地域の平和と安全の実現に貢献する」と表明している。ISFはガザ地区の治安維持とイスラム組織ハマスの武装解除を主な任務としており、モロッコの参加は地域安全保障へのコミットメントを示すものとみられる。

ISF参加国と和平の課題

平和評議会はモロッコのほか、インドネシアやカザフスタンなど計5カ国がISFに参加すると発表している。しかし、ガザ和平計画はハマスの武装解除を巡って停滞しており、ISFの活動開始時期は見通しが立っていない。イスラエル軍は昨年10月の停戦発効後もガザで散発的な攻撃を継続しており、停戦合意は脆弱な状態にある。

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停戦後の被害状況

ガザ保健当局の7月15日の発表によると、過去24時間に14人が死亡した。停戦発効後の死者数は累計で1123人に達し、2023年10月の戦闘開始以降の総死者数は7万3246人となった。停戦後も戦闘行為が完全に収束しておらず、人道状況は深刻さを増している。

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