日本と韓国の文化交流イベント「日韓交流おまつり」が10日、ソウルで開かれた。昨今の日本旅行や日本食人気を背景に、若者や家族連れでにぎわい、主催者によると約6万8000人が訪れた。
マグロの解体ショーや音楽公演で会場盛り上がる
同イベントは2005年、日韓国交正常化40年の記念行事としてソウルで始まり、09年からは東京でも開かれている。今年は日韓ダンスチームの公演やJ-POP、K-POPのコンサートなどが行われ、観客を魅了した。
マグロの解体ショーも会場を盛り上げた。韓国が福島県産など8県産の水産物の輸入規制を続ける中、日本の農林水産省が日本の食品の安全性をアピールするため企画した。職人が約60キロ・グラムの長崎県産マグロ1本を手際よくさばくと、会場からは歓声が上がった。
来場者にすしとして提供、政務官も食品売り込み
マグロはすしとして来場者に提供された。ソウル市の会社員、金頌憲(キムソンホン)さん(36)は「本場のマグロは口の中でとけるぐらい柔らかかった」と満足そうだった。
同イベントに合わせ、日本産食品の韓国への売り込みのため訪韓した森下千里農水政務官は10日、会場で記者団に「日本食に対する関心が高く、ニーズもあると感じた。引き続き交流を続けていくことが重要だ」と述べた。