ユダヤ古代神殿の破壊を嘆く祭事「テイシャベアブ」の23日、エルサレム旧市街にあるイスラム教の聖地を、イスラエルの極右閣僚ら4000人以上のユダヤ教徒が強行訪問し、支配を誇示した。アラブ・イスラム諸国は「挑発的行為だ」と一斉に非難した。
聖地訪問の詳細
ユダヤ教徒たちはこの日、警察の護衛を受けながら集団で聖地に次々と入った。聖地では、国旗を掲げながらユダヤ教の歌を歌い、地面にひれ伏して礼拝した。この間、イスラム教徒は立ち入りを禁止された。
聖地の背景
この地は、イスラム教徒にとってメッカ、メディナに次ぐ第3の聖地である一方、ユダヤ教徒にとっては古代神殿が立っていた聖地だ。ここでの衝突は、紛争の発火点となってきた。
イスラエルの管理と近年の動き
イスラエルは1967年の第3次中東戦争で旧市街をヨルダンから奪取したが、宗教的な機微に配慮し、イスラム教寄進団体ワクフに聖地の管理を委ね、礼拝はイスラム教徒のみとしてきた。しかし、イスラエルは近年、聖地への支配を強めてきた。この日、聖地を訪問した極右政党党首イタマル・ベングビール国家治安相は「ユダヤ人はここで祈り、この地の所有者であると感じている」と投稿した動画で述べた。



