イラン司法府傘下のミザン通信がトランプ氏の主張を否定
イランのミザン通信は16日、トランプ米大統領が米国人女性の釈放を主張したことについて、これを完全に否定する報道を行った。同通信は司法府傘下にあり、事実上の公式発表とみなされる。見出しには「トランプ氏の妄想、新たな段階に。米国の最高指導者が再びウソ」と掲げられた。
トランプ氏のSNS投稿にイランが反論
トランプ氏は15日、自身のSNSに「2024年にイランで拘束された米国人が釈放され、イラン国外で安全な状態にある」と投稿。さらに「イランの善意に感謝する」と記していた。しかしミザン通信はこれに対し、「イランの刑務所から釈放された米国人はおらず、囚人交換も行われていない」と報じた。
トランプ氏の過去の主張も問題視
同通信は、トランプ氏がこれまでにもイランで女性8人の処刑が迫っていると指摘したり、若い男性が処刑されたと主張するなど、根拠のない主張を繰り返してきたと伝えている。今回の釈放主張もその延長線上にあるとみられる。
イランと米国の間では、過去に囚人交換が行われた事例があるが、今回のケースについてはイラン側が明確に否定しており、両国間の緊張が続いていることを示唆している。



