インドネシア政府は、首都をジャカルタから東カリマンタン州に移転する計画を正式に発表した。新首都の名称は「ヌサンタラ」と決定し、2028年までに移行を完了する目標を掲げている。
移転の背景と目的
現首都ジャカルタは、人口過密による交通渋滞や慢性的な洪水、地盤沈下などの問題を抱えており、政府はこれらの課題解決を移転の主な理由としている。ジョコ・ウィドド大統領は、新首都がより均衡のとれた国家発展を促進すると述べた。
新首都の概要
新首都「ヌサンタラ」は、東カリマンタン州の約25万6000ヘクタールの土地に建設される。政府は、環境に配慮したスマートシティを目指し、再生可能エネルギーの活用や公共交通機関の整備を計画している。建設費は約466兆ルピア(約4兆6000億円)と見積もられている。
今後のスケジュール
政府は、2024年から政府機関の移転を開始し、2028年までにすべての移行を完了する予定だ。ただし、一部の専門家は、インフラ整備や資金調達の課題から、スケジュールの遅延可能性を指摘している。



