尹前大統領に無罪判決、犯人隠避罪など ソウル中央地裁
尹前大統領に無罪判決、犯人隠避罪など ソウル中央地裁

韓国南東部で2023年に起きた海兵隊員殉職事故を巡り、捜査に圧力をかけた疑いが持たれた元国防相を海外に逃亡させようとしたとして、犯人隠避や職権乱用などの罪に問われた尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領に対し、ソウル中央地裁は11日、無罪を言い渡した。特別検察官は懲役5年を求刑していた。

大使任命を巡る判断

韓国メディアによると、尹氏は大統領在任中、事故を巡る捜査への介入疑惑が浮上していた元国防相を豪大使に任命。特別検察側は、元国防相を出国させて捜査を妨げようとしたとして起訴していた。

判決は、大使としての赴任は「『逃亡』とは異なる」などとして、いずれの罪も成立しないと判断した。

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他の裁判との関係

尹氏は24年12月に非常戒厳を出したことで弾劾(だんがい)訴追され、罷免(ひめん)された。内乱首謀罪などで一審で無期懲役判決を受けて控訴審で争っているほか、非常戒厳を巡る自らへの捜査を妨害した罪などで懲役7年の実刑が確定している。

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