米野党・民主党の全国委員会は15日、南部テキサス州で開いた会合で、2028年大統領選の候補を選ぶ予備選を南部サウスカロライナ州で最初に行う方針を決定した。
多様な有権者の州を早期に
同州は黒人有権者が多く、続いて実施されるヒスパニック(中南米系)が多い西部ネバダ州とともに、党内主流の穏健派候補が有利とされる。急進左派候補の勢いをそぐ狙いがあるとみられる。
民主党の候補者選びは中西部アイオワ州を皮切りに行われることが多く、白人有権者が大半を占めるため急進左派に有利とされてきた。20年大統領選に勝利した穏健派のバイデン前大統領は同州党員集会で大敗している。
バイデン氏圧勝の州が起点
バイデン氏が当初再選を目指していた24年大統領選の予備選ではサウスカロライナ州が最初の州に選ばれ、同氏が圧勝した。
28年大統領選の予備選は1月22日投開票のサウスカロライナ州に続き、ネバダ州(2月1日)▽東部ニューハンプシャー州(同8日)▽西部ニューメキシコ州(15日)▽中西部ミシガン州(22日)▽南部バージニア州(29日)と実施される。
委員長は多様性を強調
民主党全国委のマーティン委員長は新たな日程について、黒人やヒスパニック、非大卒者、労働組合、退役軍人など多様な有権者の意向が反映されやすい州を予備選前半戦に選んだと説明。「民主党史上、最も多様性に富んだ早期予備選だ」と強調した。



