コンゴ民主、エボラ死者が過去最多の2325人に WHO「把握していない感染連鎖」
コンゴ民主、エボラ死者が過去最多2325人に

アフリカ中部コンゴ民主共和国で続くエボラ出血熱の流行で、同国政府は16日、国内の死者が2325人に達して過去最多となったと発表した。承認済みのワクチンがない珍しい種類のウイルスが流行しており、国境を越えた感染拡大が懸念される事態となっている。

感染拡大と致死率

コンゴ民主共和国では主に、イトゥリ州など東部で感染が広がっている。政府によると、15日までに4945件の感染が報告され、致死率は47%にのぼる。

エボラ出血熱はエボラウイルスによる感染症で、主に患者の血液など体液に触れることで感染する。発熱や嘔吐、下痢などの症状があり、重症化すると出血や意識障害が起きる。

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過去の流行との比較

世界保健機関(WHO)によると、コンゴ民主共和国では2018年8月から約2年間続いた流行で2299人が死亡し、これまでの過去最悪だった。今回の死者数は既に上回っているが、WHOが5月中旬に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言してから3カ月しか経っていない。

世界的には、14~16年に西アフリカのリベリアやシエラレオネなどで1万人以上が死亡した事例が、過去最悪の流行とされている。

今後の懸念

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