アジアパラ競技大会の組織委員会と主催者であるアジアパラリンピック委員会(APC)の調整委員会が14日、名古屋市で終了した。APCのマジッド・ラシッド会長は同日、名古屋市内で開かれた記者会見で、準備状況について「今後のモデルとなるような形にできている。課題もあったが乗り越えた」と述べ、大会運営への自信を示した。
競技場視察では車いす対応を評価
調整委員会では、大会準備の進捗確認に加え、主要会場の一つである名古屋市瑞穂公園陸上競技場を視察した。ラシッド会長は同競技場について「車いすユーザーにもフレンドリーな環境が整っている。アジアパラ後も様々な大会で使われるのではないか」と高い評価を与えた。
最大の課題は選手村の分宿方式
大会全体の準備状況に関して、ラシッド会長は「選手村がなくホテルに分宿することが一番の課題だった」と認めた。しかし、その上で「ホテル側にも工夫をしてもらい、アクセシビリティー(利用しやすさ)も大丈夫と考えている」と述べ、障害者対応の面でも問題が解決されたとの見解を示した。
今回の調整委員会は、2026年に愛知県名古屋市で開催予定のアジアパラ競技大会に向けた準備の節目として位置づけられており、ラシッド会長の前向きな発言は、今後の大会成功への期待を高めるものとなった。



