アルメニアのパシニャン首相は27日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、欧州連合(EU)加盟を巡る国民投票の実施について見解を示した。首相府が発表した。
ロシア側はアルメニアでの国民投票実施を求めているが、パシニャン氏は「EU側に正式に加盟を申請し、具体的な検討課題となった後にのみ実施することが可能だ」と表明した。
ロシアの輸入制限への対応
EUへの接近を進めるパシニャン政権に反発するロシアは5月以降、アルメニア産の野菜や水産物などの輸入を制限。パシニャン氏はプーチン氏に対し、この制限は両国間の法的枠組みやロシア主導のユーラシア経済同盟(EAEU)の規則に「反する」と訴え、解除に向けた対応を求めた。
アルメニアを除くEAEU加盟国の首脳らは5月、「EU加盟かEAEU残留かを問う」国民投票の実施をアルメニアに求める声明を出していた。



