エボラ熱、コンゴで収束めど立たず 治療施設ほぼ満床、MSF職員が窮状訴え
エボラ熱、コンゴで収束めど立たず 治療施設ほぼ満床

エボラ出血熱が流行しているアフリカ・コンゴ(旧ザイール)東部に派遣された国境なき医師団(MSF)職員の園田亜矢さん(50)が13日にオンライン取材に応じ、「治療施設は常にほぼ満床で患者の数が全然減らない」と逼迫した状況を訴えた。世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言から17日で3カ月となったが収束のめどは立っていない。

死者2325人、病床1.5倍に増やすも…

園田さんは7月上旬から約1カ月半、コンゴ東部イトゥリ州の州都ブニアにあるMSFの施設で主に患者の遺体の引き渡しに携わった。コンゴ保健省によると、同国での感染者は4945人に上り、死者は2325人になった。

施設では8月上旬、病床数をそれまでの1.5倍となる90床に増やしたが、園田さんは「約9割が埋まっていた」と説明。埋葬は赤十字が担当し、感染防止のため遺族はガラス越しでしか対面できない。

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