仕事、家事、育児に追われる忙しい毎日。健康を意識しても、実践し続けるのは難しい。そんな中、YouTubeで自宅などどこでもできるトレーニング「どこトレ」を広め、現在はMARINESS株式会社のディレクターとしてウェルネス事業を展開する竹脇まりなさん。自身も仕事やライフステージの変化で心身の不調を経験したからこそ、小さな一歩を積み重ねる「ベイビーステップ」で続ける健康習慣を大切にしている。運動だけでなく、食事や栄養を含めたセルフマネジメントについて語った。
キャリアを築くほど難しくなるセルフマネジメント
竹脇さんは動画配信前、大手金融機関で総合職として働いていた。営業から人事採用担当へと順調にキャリアを積んだが、6年目にバックオフィスへ配属され、違和感を覚える。「今の業務は自分に合っていないかもしれない」と感じた。就職先も「大手で女性も長く働け、福利厚生が整っている。親も安心するだろう」と周囲の評価を軸に選んでいたことに気づく。
30歳が近づく27歳頃、「このままでいいのか」「もっと自分らしい人生を送りたい」という思いが強くなり、精神的不安から体調を崩すことが増えた。自分と向き合う中で浮かんだのが母親の存在だった。「母はフィットネスインストラクターとして65歳の今も現役。私が憧れたのは職業そのものではなく、母のように明るく健康で周りを元気にできる存在になりたいと思った」と振り返る。
会社を退職し、ヨガ指導者資格取得のためアメリカとインドへ留学。帰国後、夫の転勤でニューヨークへ。英語が流暢でなく仕事に繋がらない中、YouTubeでの発信を開始。転機は「ハンドクラップダンス」動画。登録者数が300人から数万人に急増し、「宅トレ」ブームの先駆けとして注目を集めた。
パフォーマンスを安定させる日常的なセルフケア
現在はMARINESS株式会社のディレクターとして、「健康を通じて、もっと自分を好きになる人を増やす」をミッションにウェルネス事業を展開。会社員時代やコロナ禍、会社設立後の多忙期に体調を崩した経験から、「運動」「食事」「休息」の3つを重視するようになった。
「女性なら誰でも、ファッションや美容で『今日の私、ちょっといいかも』と思える瞬間があります。私の場合、健康的な生活を送れているときがそれ。だから『もっと自分を好きになる』手段として健康を大切にしています。運動・食事・休息を通じて、自分を前向きに捉えられるようになる。そこに並走するのがMARINESSのミッションです」
3歳の娘を育てながら仕事をこなす多忙な毎日で心がけるのは「完璧を目指さずベイビーステップを積み重ねること」。フィットネスを通じて体のことを学ぶほど継続の大切さを実感し、「多少予定外のことがあっても続けられるよう、とにかくハードルを下げる」と語る。
日々の栄養という土台
「無理なく続ける」考え方は食事にも同じ。アスリートフードマイスターなどの資格取得で食の学びを深めるほど、「食事だけで完璧な栄養バランスを維持するのは難しい」と感じる。現代人は偏った食生活で栄養不足が深刻。特に働く女性では、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足する「新型栄養失調」が指摘されている。ビジネスパフォーマンスを安定させるには、必要な栄養素が満たされていることが重要だ。
竹脇さんは普段、タンパク質・脂質・炭水化物のバランス「PFCバランス」を意識。不足しがちなビタミンやミネラルはサプリメントで補う。「まずはバランスの良い食事が基本。しかしビタミンやミネラルまで全てを食事だけで補うのは現実的に難しい。足りない栄養素はサプリメントも活用しています」
特に推奨するのがネイチャーメイドのスーパーマルチビタミン&ミネラルだ。「ネイチャーメイドを取り入れることで、栄養について過度に不安にならず、食事も楽しめるようになりました。それが日々の安心感に繋がっています。基本としてまずマルチビタミン&ミネラルを飲み、健康美が気になる時はビタミンC、魚料理が少ない時はフィッシュオイル、パソコン作業が多い時はルテインなど、その時々で必要な成分を追加しています」
1粒に12種類のビタミンと7種類のミネラルが含まれ、毎日無理なく続けられる。日本ではサプリメントは不調時や疾病対策としてのイメージが根強いが、ネイチャーメイドは「健康のために日常的に栄養を補う」考え方で導入された。「毎日取り入れるものだから品質やエビデンスを大切にしている点に引かれました。アメリカ生まれですが、日本人向けに設計されている点も安心です」
ベイビーステップで無理なく続ける
仕事や家事、育児に追われる中で完璧な健康管理は難しい。自分を追い込みすぎず、今できることを少しずつ積み重ねる。「周りからのプレッシャーや『これくらいできて当たり前』と自分を追い込むこともある。だからこそ、自分へのハードルを下げてほしい。運動も、座っているより立っているだけでいいくらいからで十分。栄養も、食事ですべて完璧に摂ろうとしなくて大丈夫。少しでも頑張っている自分に丸をつけてあげてほしい」
「ベイビーステップ」こそ、忙しい現代を生きる女性たちが無理なく健康と向き合うためのヒントなのかもしれない。



