エムフロは2026年7月3日、「家計が苦しくても節約したくないものに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2026年6月17日、20代以上の男女500人を対象にインターネットで実施された。
96.8%が日常的に家計の苦しさを感じる
日常的に家計の苦しさを感じるか尋ねたところ、「とても感じる」は62.4%、「やや感じる」は34.4%だった。合わせて96.8%が日常的に家計の苦しさを感じており、「全く感じない」と回答した人はいなかった。
節約したくないものランキング、食費がトップ
家計が苦しくても絶対節約したくないものを聞いたところ、1位は「食費」(33.8%)だった。2位は「子どもに関する費用」(19.6%)、3位は「趣味に関する費用」(15.8%)となった。4位は「嗜好品代」、5位は「美容費」、6位は「旅行代」、7位は「お菓子代」が続いた。
食費では健康や安全性、おいしさへのこだわり、子どもに関する費用では教育費や習い事、趣味ではライブやゲーム、読書など「生活の楽しみ」を守りたいという声が寄せられた。また、嗜好品や美容、旅行、お菓子についても、生活の満足度やリフレッシュにつながる支出として節約したくないという意見が目立った。
最初に節約するものも食費が最多
家計のために真っ先に節約したものでは、「食費」(26.0%)が1位となった。続いて、「外食代」(15.0%)、「被服費」(12.2%)、「通信費」(11.8%)、「美容費」、「光熱費」、「サブスク料金」が続いた。
食費では安い食材への切り替えや自炊の増加、外食代では利用回数を減らす工夫が多くみられた。また、通信費では格安SIMへの乗り換えや料金プランの見直し、美容費ではセルフケアや低価格帯の商品への切り替え、光熱費では省エネや契約の見直し、サブスクでは利用頻度の低いサービスの解約などが挙げられた。
節約と満足度のバランスが重要
同社は今回の調査について、多くの人が家計の苦しさを感じる一方、「健康」「子ども」「生活の楽しみ」に関する支出は守りたいと考えている人が多いと分析している。また、「節約したくないもの」と「最初に節約したもの」の両方で食費が上位となったことから、支出の優先順位は人それぞれ異なり、自分や家族にとって削れる支出と守りたい支出を見極めることが重要だとしている。
芙蓉宅建FPオフィス代表の大野翠氏は、節約では食費などの変動費よりも住居費や通信費などの固定費を見直す方が効果を実感しやすいとコメント。変動費と固定費を意識しながら、自分や家族にとってのお金の優先順位を考えることが大切だとしている。



