東洋経済が公開した写真特集は、日本経済の現状と未来を多角的に分析している。特集では、GDP成長率、企業収益、雇用情勢など主要経済指標の推移を写真とともに解説。2024年の実質GDP成長率は前期比0.4%と低調だったが、2025年は0.6%への回復が見込まれている。
企業収益と設備投資の動向
企業収益は過去最高水準にあり、2024年度の経常利益は前年比7.2%増の約95兆円と予想される。設備投資も堅調で、2024年度は3.7%増の見込み。しかし、人手不足や原材料高が課題として残る。
雇用と賃金の現状
完全失業率は2.5%前後で推移し、有効求人倍率は1.3倍と労働市場は逼迫している。賃金上昇率は2%程度にとどまり、実質賃金は物価上昇に追いついていない。政府は「新しい資本主義」の下で賃上げ促進策を打ち出すが、効果は不透明だ。
今後の展望とリスク
日本銀行は金融緩和の出口戦略を模索しており、2025年度中に利上げの可能性が指摘される。一方、海外経済の減速や円安の進行が輸出企業に恩恵をもたらす一方、輸入物価の上昇を招いている。特集は、日本経済が直面する構造的な課題を浮き彫りにしている。



