サントリー、国内ビール3年ぶり値上げへ 2025年4月から
サントリー、国内ビール3年ぶり値上げ 2025年4月

サントリービールは2025年4月1日から、ビール類の一部商品の価格を改定する。対象は350ml缶と500ml缶で、ビールは3年ぶり、発泡酒と第三のビールは発売以来初めての値上げとなる。値上げ幅は10~20円程度で、店頭価格に反映される見通しだ。

値上げの背景と対象商品

値上げの理由として、同社は「ビール類の主要原料である麦芽やホップ、燃料費、物流費などの高騰が続いている」と説明している。特に円安の影響で輸入原材料の価格が上昇しており、企業努力だけでは吸収できないと判断した。対象商品は「サントリー生ビール」「ザ・プレミアム・モルツ」「金麦」「オールフリー」など、主力ブランドを含む広範囲に及ぶ。350ml缶の参考小売価格は、ビールで約230~240円、発泡酒で約180円、第三のビールで約150円になる見込み。

業界全体の動き

ビール類の値上げは、キリンビールも2024年10月に実施しており、アサヒビールも追随する可能性がある。2024年に入り、麦芽やホップの国際価格が高止まりしていることに加え、物流の2024年問題によるコスト増も重なっている。サントリーの値上げは、ビール業界全体の価格転嫁の流れを加速させるとみられる。

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消費者への影響

値上げにより、家庭でのビール消費に影響が出る可能性がある。サントリーは「品質向上や商品開発への投資を継続するため、価格改定が必要」と強調している。一方、消費者からは「節約のために発泡酒や第三のビールに切り替える」という声も聞かれる。業界では、値上げ後の需要動向が注目される。

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