セブン&アイ、7月から「セブンカフェ」全品値上げ コーヒーなど30円~50円
セブン&アイ、7月からセブンカフェ全品値上げ

セブン&アイ・ホールディングスは2025年6月23日、全国のセブン-イレブンで販売している「セブンカフェ」の全商品について、同年7月1日から価格を改定すると発表した。コーヒー(ホット・アイス)は現行の150円(税込)から180円(税込)へ、カフェラテ(ホット・アイス)は180円(税込)から210円(税込)へそれぞれ30円値上げされる。また、カフェオレ(ホット・アイス)や抹茶ラテ(ホット・アイス)なども含め、全商品で30円から50円の値上げとなる。

値上げの背景と対象商品

同社は値上げの理由について、コーヒー豆をはじめとする原材料費や物流費、エネルギーコストの高騰を挙げている。特に、国際的なコーヒー豆価格の高騰が長期的に続いており、企業努力だけでは吸収しきれないと判断したという。対象となるのは、セブンカフェブランドの全12商品で、ホットコーヒーS(税込150円→180円)、アイスコーヒー(同150円→180円)、カフェラテ(同180円→210円)、カフェオレ(同180円→210円)、抹茶ラテ(同200円→230円)などが含まれる。ホットコーヒーR(レギュラー)は現行の180円から210円に、カプチーノは190円から220円にそれぞれ改定される。

過去の値上げとの比較

セブンカフェは2013年の発売以来、手頃な価格で親しまれてきたが、近年は原材料費の高騰を受けて値上げを余儀なくされている。2023年4月にはコーヒー(ホット・アイス)を130円から150円に、2024年4月にもカフェラテなどを180円から190円に値上げしている。今回の改定では、コーヒーが180円となり、発売当初の100円から実に80円の値上がりとなる。セブン-イレブンは全国に約2万1000店舗を展開しており、セブンカフェは年間約11億杯が販売される看板商品である。今回の値上げにより、消費者への影響は大きいとみられる。

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他社との競争と今後の見通し

コンビニエンスストア業界では、ローソンやファミリーマートも同様にコーヒー商品の値上げを実施しており、業界全体で価格転嫁の動きが広がっている。セブン&アイは「今後もお客様に納得いただける品質と価格のバランスを追求する」とコメントしている。一方で、値上げが売上に与える影響については不透明であり、消費者の節約志向が強まる中、各社の競争は一段と激化しそうだ。

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