太平洋で漁獲されるクロマグロの資源管理を議論する国際会議が14日に閉幕したが、漁獲枠の拡大や新たな漁獲ルールの導入に関する合意には至らなかった。関係者によると、参加国間で意見の隔たりが大きく、今後の継続協議が決定された。
合意に至らなかった主な議題
会議では、クロマグロの資源量の回復状況を踏まえた漁獲枠の拡大が主要議題の一つだった。しかし、一部の国は慎重な姿勢を崩さず、具体的な数値での合意には至らなかった。また、資源量に応じて自動的に漁獲枠を決定する「漁獲ルール」の導入についても議論されたが、採用手法や基準値で折り合いがつかず、結論は次回以降に持ち越された。
今後の見通し
今回の会議では具体的な成果は得られなかったものの、関係国は引き続き協議を続けることで一致した。次回会合は2027年初頭に開催される見通しで、それまでに各国が国内調整を進め、合意形成を目指す。
クロマグロは高級すしネタとして需要が高く、持続可能な漁業の実現が国際的に求められている。今回の合意失敗により、資源管理の先行きに不透明感が漂う。



