いすゞ自動車は関東部品センター京浜事業所(京浜デポ)を移転し、10月13日より稼働を開始する。新たな京浜デポではUDトラックスとの共同配送を行い、グループ全体の補給部品供給力の向上を目指す。
首都圏の補給部品配送を最適化、供給力を向上
いすゞとUDトラックスは2027年度中の合併を検討する中で、国内販売機能の統合に加えて、これまでに北海道・東北・中部・関西・九州の各エリアで補給部品の物流機能の統合を進めてきた。
今回、京浜デポを神奈川県藤沢市から東京都町田市の横浜町田物流センターへと移転し、倉庫面積を従来から約8割拡大することで、いすゞに加え、UDトラックスの補給部品の保管や入出庫などの作業に必要なスペースを確保した。
配送体制と供給能力の向上
新京浜デポでは東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県東部にある両ブランドの全サービス拠点への配送を担い、当該エリアへの輸送効率を改善。今回の移転により、全国で進めてきた広域販売会社の管轄エリアにおける補給部品センターの物流機能統合が完了する。
従来、いすゞとUDトラックスは、それぞれ補給部品の供給ネットワークを構築・運営してきた。いすゞは国内7カ所に地域部品センターを配置し、サービス拠点へ1日2便体制で配送している。
一方、UDトラックスは、群馬部品センターからサービス拠点へ1日1便体制で配送してきた。物流機能を統合することで、いすゞの既存物流網を活用し、両ブランドのサービス拠点へ1日2便で配送する。
新京浜デポの概要
これにより、いすゞグループの補給部品の供給能力は、全国のサービス拠点での受注の約95%を12時間以内に、約99%を翌日までにデポから供給できる体制を実現(北海道を除く)し、販売拠点で保有する部品在庫の適正化にもつなげる。
新京浜デポの所在地は東京都町田市鶴間7丁目30番1号 横浜町田物流センター2階(旧所在地は神奈川県藤沢市菖蒲沢1070)。倉庫面積は10,979平方メートルで、稼働開始予定は2026年10月13日。
今回の発表に際していすゞは、「今後もいすゞグループは、共同配送による輸送効率化を通じて、持続可能な補給部品の供給体制を構築することでお客さまの車両稼働を支えてまいります」とコメントしている。