28年卒就職人気ランキング中間発表 文系は商社3強、理系はトヨタ首位
28年卒就職人気ランキング中間発表 文系商社3強、理系トヨタ首位

2028年3月卒業・修了予定の大学生や大学院生を対象とした「就職人気企業ランキング」の中間結果がまとまった。文系では総合商社がトップ3を独占し、理系ではトヨタ自動車が首位に躍進した。

文系は商社が上位を独占、金融も健闘

調査は産経新聞社と人事コンサルティングのワークス・ジャパンが共同で実施。2026年3月1日から7月末までに得た2122人分の回答を中間結果として集計した。文系では1位が伊藤忠商事、2位が三井物産、3位が三菱商事で、総合商社がトップ3を占めた。上位10社のうち5社を商社が占め、存在感が際立った。

金融機関も安定した人気を集め、三菱UFJ信託銀行が4位、三井住友銀行が6位、損害保険ジャパンが9位に入った。また、味の素が8位、サントリーホールディングスが10位にランクインし、身近なブランド企業も支持を集めた。

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理系はトヨタが首位、IT・電機が上位に

理系ではトヨタ自動車が前年4位から首位へ躍進。3位に富士通、4位にNTTデータグループ、5位にソニーグループが入り、ITや自動車、電子機器などの先端領域をリードする企業がトップ5のうち4社を占めた。

特筆すべきは、理系2位の味の素と理系8位の伊藤忠商事が、文理の枠を超えて支持を集めた点だ。味の素は文系ランキングでも8位に入り、アミノサイエンスを核とする研究開発力と身近な食品ブランドの両面が評価された。伊藤忠商事は文系1位で、理系でもエネルギーや素材、DXなど理系の強みを生かせる領域を提示していることが支持の背景とみられる。

学生は給与や働き方を重視、インターンシップ参加が早期化

調査では、文系・理系ともに企業選びで給与水準(約60%)やワークライフバランス(約51%)などの待遇・環境面を重視。一方で、企業の公式サイトで職種や事業内容を調べ、「入社後に何をするか」を見極める動きも共通してみられた。

別に実施したインターンシップに関する意識調査(2026年3月、28年卒予定の学生344人対象)では、参加経験のある学生の約46%が「2年生の10~3月」に参加しており、就活の動き出しが一段と早まっている。最も良かった開催日数は「1日」(約35%)、「2~3日」(約30%)と短期プログラムが人気だった。

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