キャリアカウンセラーの中谷充宏氏は、ある程度の年齢でマネジメント経験がない場合の転職面接での説明方法について、公式なマネジメント経験がないのに豊富な経験があるように語ったり、「チャンスに恵まれなかった」と他責傾向が見える回答は避けるべきだと指摘する。
年下の上司の下でも成果を出せますか?
ミドル世代特有の質問として、面接官が「年下の上司の下でも成果を出せるか」を尋ねることがある。回答は「はい、出せます」の一択だが、理由や根拠を述べる必要がある。
NG例として、AIに聞いて得た「AI領域では若手を師匠と仰いでいる」「自分の経験という縦軸と新技術という横軸を掛け合わせる」といった回答は、面接官に「大丈夫そうだ」と判定されにくい。
OKな回答例:過去に年下の上司のもとで働いた経験がある場合、その経験を具体的に語る。例えば「前職で約3年間、年下の部長に仕えた期間があり、違和感は最初だけだった。仕事ぶりや人柄が素晴らしく、業務指示も明確でやりやすかった。その3年間で良い成果を出し、会社から高評価を得た。この経験から年齢や性別は仕事に関係ないと学んだ」といった内容が有効。
経験がない場合の対応
年下の上司のもとで働いた経験がない場合は、今後の姿勢や向き合い方を説明する。例えば「そもそも一緒に仕事をするのに年齢や性別は関係ない」「プロである以上、どのような環境でも成果を出すことが役割」と主張する。
中谷氏は、AI回答で使われた「若手に師事している」というエピソードは裏付けが薄く、「よくわからない持論を展開する人」と見なされる危険性があるため、わざわざ話さない方が良いとしている。



