暴落時に買うべきは時価総額上位3社…投資のプロが実践するシンプルな投資法
暴落時に買うべきは時価総額上位3社…投資のプロが実践するシンプルな投資法

株式市場が暴落した際、どの銘柄を買えばよいのか。株式アドバイザーの北浜流一郎氏は「人間が行動するには、明確な根拠が必要になる。いざ暴落が起きても投資家の心理は極端に弱気になり、『どの銘柄でもよい』と言われても実行できない」と指摘する。そこで同氏が長年実行してきたシンプルな投資法を紹介する。

急落局面での狙い銘柄は決まっている

戦争、大災害、金融危機などによる株式市場の暴落は、しょっちゅうあってほしくはないが、数年に一度は必ず起きる。2020年代に入ってからだけでも、コロナショック、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとガザの紛争、トランプ大統領による関税ショック、そしてアメリカ・イスラエルとイランとの軍事衝突など、地政学リスクによる急落が増えている。

こうした局面では、市場全体がパニック状態となり、多くの銘柄が一斉に売られる。このため結果だけ見れば、どの銘柄を買ってもその後の反発で利益になりやすい。暴落の後には必ず反発が起きるからである。

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時価総額ランキング上位を狙う

しかし、実際の投資はそう簡単ではない。いざ暴落が起きると投資家の心理は極端に弱気になり、「どの銘柄でもよい」と言われても実行できない。人間が行動するには、明確な根拠が必要になるからだ。投資家としては、やはり安心して買える理由が欲しい。

そこで北浜氏が推奨するのは、時価総額ランキング上位の企業から3社を選んで買うという方法だ。資金に応じて3〜5銘柄に分散することも有効としている。

好決算なのに売られる銘柄がある

暴落時には、好決算を発表した銘柄でも売られることがある。その理由について、北浜氏は「下げた銘柄こそ絶好の投資対象」と説明する。市場全体がパニックに陥ると、業績や財務内容に関係なく売りが先行するため、本来の価値以上に下落した銘柄が生まれる。こうした銘柄は、反発局面で大きく値を戻す可能性が高いという。

本稿は、北浜流一郎著『株・3点必中 リバウンド投資108手』(明日香出版社)の一部を再編集したもの。

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