起業家でドリームプランナー代表取締役の繁田薫氏(カオルさん)は、かつて探偵業を営んでいた経験を持つ。その中で、通常では考えられないような依頼が数多く舞い込んだという。本記事では、繁田氏が語る「とんでもない依頼」の実例と、そこから学んだビジネスの本質について詳しく解説する。
「指定したホテルに泊まってほしい」という依頼
便利屋や探偵業には、一見すると理解しがたい依頼が寄せられることがある。例えば、特定のホテルに宿泊してほしいという依頼だ。依頼者は、過去の思い出の場所であるホテルに、代理で泊まってもらうことで、自分自身がそこにいるかのような感覚を得たいと考えていたという。繁田氏は「人の感情や記憶に寄り添う仕事の難しさを痛感した」と振り返る。
「昔の恋人を探してほしい」という依頼
もう一つの代表的な依頼が、昔の恋人を探してほしいというものだ。繁田氏は、依頼人から「家族ごと札幌に引っ越してしまった」という情報しか得られなかったが、今はなきイエローページ(電話帳)を頼りに、片っ端から電話をかけ、「〇〇さん(下の名前)という方はいますか?」と訊ね続けたという。努力の甲斐あり、運よく本人を探し当てることができたが、当人は海外在住で既婚、子持ちだった。しかし、事情を説明すると快く面会を了承し、依頼人も大変喜んだという。繁田氏は「これが探偵社での初仕事であり、大成功と言えるものだった」と述べている。
ビジネスの基本は「誰かの困りごと」にある
繁田氏は、これらの経験からビジネスの本質を学んだという。「ビジネスの基本は『人のニーズに応える』ことです。つまり、『誰かの困りごとを解消する』と言い換えることもできます」と語る。便利屋や探偵業は、世の中のニッチな困りごとを捉える絶好のフィールドであり、起業家として非常に生きた経験となったという。
便利屋・探偵業を副業として始める可能性
繁田氏は、探偵業はともかく、便利屋なら気軽に始められると指摘する。自身のように集客に特化したスタイルでスタートすることも可能で、会社員の副業としても適しているという。「興味のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか」と締めくくっている。



