小野薬品CEO「3年後から反転攻勢」ポスト・オプジーボ展望
小野薬品CEO「3年後から反転攻勢」ポスト・オプジーボ

小野薬品工業の相良暁CEOは、東洋経済のインタビューで、主力薬「オプジーボ」に代わる次世代治療薬の開発状況や、日本の薬価制度への課題認識を明らかにした。

「ONO-4578」でグローバル承認目指す

6月の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、胃がん治療薬「ONO-4578」の第2相治験の良好な結果が発表された。同剤はオプジーボとの併用を想定している。

相良CEOは「オプジーボの問題は投与した患者全員に効くわけではないこと。平均で約30%とされる。発売当初から併用で治療効果を高める薬を探してきたが、なかなか良いものが見つからなかった」と振り返る。

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現在は米BMSの「ヤーボイ」という併用薬があるが、「さらに良いものがないかと探していた中で、自社から生まれたのがONO-4578だ。これから第3相治験に入る予定で、オプジーボとの併用療法としてグローバルで承認を取りたい」と述べた。

買収した米社の薬剤が成長

2024年に買収した米デサイフェラ社の消化管間質腫瘍薬「キンロック」と腱滑膜巨細胞腫薬「ロンビムザ」が順調に売り上げを伸ばしている。買収決定の決め手について、相良CEOは「調印したのは24年6月だが、その5年ほど前からずっと同社をウォッチしてきた」と説明した。

薬価制度への提言

相良CEOは「薬価の予見可能性を高めること」が重要だと強調し、日本の薬価制度の問題点も指摘した。具体的な内容は有料会員限定記事で詳述されている。

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